◇ きもの

紬のきものは普段着

  

 

紬のきものは、あくまでも普段着ようのもの。

 

 

おしゃれ着として、友人や親しい方との軽い食事などに着るときには大丈夫です。

かえって小紋よりは、気かねなく着れて着やすいのも特徴のひとつです。

 

 

 

日本の伝統色でいう砂色=(ベージュ)のきものに、麴人(オリーブ)の帯をあわせた粋なコーディネートです。

 

帯、帯揚げ、半襟に麴人の色をもってくることで、逆にしっとりとした女性らしさを感じさせます。華やかな色ではないですが、大人の女性なら素敵に着こなせます。

 

 

 

きものの時には、髪留めで後ろ姿にも色香を感じせることも必要。

帯留とあわせてべっ甲でそろえるうと、大人な雰囲気が漂います。

 

帯留として使用しているのはアンテークのブローチです。意外と西洋のものと相性が良いのが多いです。

 

 

 

大きめのカゴバックと南部からす表草履の自然素材から感じる素朴さが、紬のきものと良く合います。

個性的な帯で粋を

 

紅花染の綺麗な色の紬に個性的な帯を合わせた、知的な雰囲気な中に粋を感じさせるきものコーディネートです。

 

 

 

きものも洋服と一緒で、いろいろな和小物を使うことで、ガラリと雰囲気が変わります。

特に一枚の着物に、違うイメージの帯を3種類用意すると、何通りにも着れると昔から言われています。

 

今回合わせた帯は、月に見えたりお茶室の丸窓の見えるちょっと個性的な帯です。

 

 

 

帯と着物を結び、さらに調和をさせる帯揚げは、クリームとグレーの市松文様を選択。

 

 

 

帯締めは、紫がかった臙脂(えんじ)色の冠組帯締めで引きしめます。

 

 

 

籠バックは、竹で織られた味わいのあるもので粋に。

 

 

 

草履は籠の茶に合わせて、からすの表草履で足元まで粋にさせました。

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